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「栄ミナミ音楽祭'14」    名古屋の町中が音楽のステージになる

SAKAE MINAMI MUSIC FESTIVAL - NAGOYA MUSIC DAY


栄発のガールズユニット「SAKAE GIRLS」はオープニングを始め登場

 

名古屋を代表するだけでなく、日本有数の繁華街と言える栄ミナミ(南大津通)。このストリート一帯が音楽のステージになる音楽イベント「栄ミナミ音楽祭」が2014年で8回目を迎えた。

今年は全44会場で、矢場公園を中心に、北は久屋の名古屋テレビ塔から、南は門前町としても有名な商店街大須まで、 36組のアーティストが、街中でパフォーマンスを繰り広げた。(一部有料のプログラムあり)

地元名古屋で活躍するミュージシャンのみならず、全国各地のアーティストやアイドル、メジャーなアーティストも参加し、町中に熱気を与えた。

代表的なアーティストしては、下記のようなアーティストが参加している。

・中村あゆみ:デビュー30周年を迎えた、ハスキーな声が魅力の女性シンガー。代表曲「翼の折れたエンジェル」
・原田真二:自身のヒット曲のみならず数多くのアーティストへの楽曲提供でも活躍。代表曲「Feel Happy」
・ブレッド&バター:湘南サウンドを代表する兄弟フォーク・デュオ。
・南佳孝:アーバンポップを代表するミュージシャン。

・GILLE:TASHA geeとしての活動を初め、YouTubeで謎のシンガーとしてアップロードしたカバーで話題になりメジャーデビュー。
・fumika:レコチョクオーディション グランプリを受賞し「アオイトリ」でデビュー。
・OS☆U:名古屋大須発のアイドルユニット。NHKオンデマンド「恋する地元」キャンペーン優勝

 

※当日の一部ライブの模様は、今後、Varnsや、Vixyで紹介する予定

 

参加するミュージシャンの中には、ストリートライブを中心活動し、メディアで聴く機会が多くはないアーティストも多々いる。街中で、耳を澄ませば、今まで接点もなく知らなかったきらりと光るミュージシャンに出会えるサプライズ。それが、ストリートで音楽を聴く醍醐味といえる。

ストリートでのパフォーマンスはマナーや騒音、交通の阻害の問題などもあるが、一方で街作りの観点から活用する動きも広がっている。

昨今、宇都宮のストリートジャズのイベント「ミヤ・ジャズイン」を初めとした大規模な市街地でのストリートライブイベントが栄ミナミ音楽祭同様いくつも開催され、ストリートミュージシャンの登録制を開始している柏市、「音楽のまち」をキャッチコピーにする川崎など、ストリートミュージックを街や商店街の活性化につなげる動きにつなげている。

ストリートでの活動を皮切りに有名になったアーティストは、ゆず、コブクロ、いきのもがかり、YUIなど数多く存在する。政府が推進しているクールジャパンの推進にも音楽産業の活性化は重要な役割を果たすと言える。

今後の音楽産業の活性化のためにも、このようなイベントが数多く開催されることを期待したい。

また、イベントが大規模になるにつれて、開催のための費用の問題が発生する。栄ミナミ音楽祭には、多くのボランティアや学生スタッフが参加している。しかし、イベントが大規模になるにつれて、設営や警備、運営などで多くの人の協力が必要になるし、コストもかかる。

公式グッズの販売などでまかなうと同時に、地域や企業とのつながりが大事になる。そのためには、開催された地域が活性化されることが必要である。そうすれば、会場を貸す店舗・企業も増え、スポンサーも増えていくだろう。

ぜひ、街中で行われている音楽活動に注目し、その周りのお店での買い物も行い、お店にはその音楽があるからきたと語ってほしい。

 

【外部リンク】

栄ミナミ音楽祭

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